小さい子供を持つママにとっては、お風呂上りは時間との勝負ですよね。
子供をお風呂から上げるとすぐにオムツを履かせて着替えをさせて、寝かしつけ…。
私自身も現在2歳になる息子がいますが、お風呂上りは毎日戦場と化しています。子供の支度を最優先にして寝かしつけをしているうちに、ついつい自分まで寝落ちしていることも少なくありません。
しかしそんな忙しいママ達にも知っておいてほしいことがあります!
それは…、髪の毛を正しく乾かさないと薄毛や抜け毛が進行してしまうということ!
今回はドライヤーでの正しい髪の乾かし方、またその際の注意点をご紹介します。
忙しいママでもすぐに実践できるコツも併せてご紹介しますので、ぜひ薄毛・抜け毛を防いでいきましょう!
目次
ドライヤーを使わず髪の毛を濡れたままにしておくと良くない!?
“キューティクル”という言葉を聞いたことはありませんか?
キューティクルとは髪の毛の表面を覆っているもので、外からのダメージや中からの水分やタンパク質が逃げるのを防ぐ膜のような大事な役割をしています。
このキューティクルは髪の毛が濡れている時は、開いた状態になっていて水分やタンパク質を逃がしてしまいます。
髪の毛は、ほとんどがケラチンというタンパク質で出来ていて水分が十分にないと弱ってしまう為、髪の毛が濡れたままの状態が長く続いてしまうと傷みの要因となってしまう訳です。
また、髪の毛が濡れたままの状態が続くと傷むだけではなく、細菌が繁殖しやすくなってしまいます。
細菌は湿気が多い場所が大好きなので濡れたままの頭皮は細菌にとっては、うってつけの場所になってしまいます。
細菌が頭皮で繁殖してしまうと頭皮トラブルの要因となってしまいます。
ドライヤーでの髪の毛の正しい乾かし方とは?

“髪の毛を濡れたままの状態にする”ことが頭皮環境に良くないことは理解していただけたのではないかと思いますが、では正しい髪の毛の乾かし方は知っていますか?
ここでは、子育てで時間がないママでもすぐに実践できるちょっとしたコツをご紹介します。
タオルで余計な水分をとる!
洗髪し終わった髪の毛はまずタオルで頭皮の水気をとりましょう。
このとき、吸水性の高い素材のものや少し大きめのタオルを使って指の腹でマッサージするように優しく拭き取るのがコツです。
髪の毛が長い場合は毛先をタオルで挟むようにして髪の毛と髪の毛が擦れないように優しく拭き取りましょう。
タオルで余計な水分を拭き取ることで、その後のドライヤーの時間を短縮することができます。
乾かすときは髪の毛の根本から!
頭皮全体の水分をタオルで拭き取った後は、ドライヤーを使って手早く乾かしていきましょう。
その際のコツとしては髪の毛の根本から乾かすということ。
根本の部分は毛先に比べると水分が蒸発しにくい場所です。湿った場所を残さないようにしっかりと乾かすようにしましょう。
また毛先は乾きやすいですが同時に傷みやすい場所でもあるため、できる限り直接ドライヤーの温風を当てないようにするのがコツです。
できるだけ指で髪の毛をかきあげたり、ブラシを使うなどして髪の毛の根本に温風を当てるように心がけましょう。
全体をまんべんなく乾かす!
髪の毛を乾かすうえで大切なコツはなんといっても“頭髪全体に温風を当てること”です。
ドライヤーで同じ個所ばかり乾かしていると過剰に水分が蒸発し頭皮が傷んでしまう可能性があります。
ドライヤーの温風は当てすぎると髪の毛が傷む要因になってしまうので、ドライヤーを当てる際には頭皮から10㎝~20㎝離すようにすると良いとされています。
忙しいママにオススメ!髪の毛を速く乾かす方法とは?

初めからドライヤーを使って髪の毛を乾かそうとすると案外、時間がかかりますよね。
お風呂から上がったママは大忙し!自分の髪の毛を乾かすのにそんなに時間はかけられないですよね。
忙しいママでもパパっと時間を短縮できる髪の毛の乾かし方のコツをご紹介します。
《ティッシュドライ法》
髪の毛をタオルで拭いた後に、取り切れなかった水分をティッシュペーパーを使って吸収する方法です。
余計な水分を吸収することでドライヤーを使った際の時間が全く違います。
ちなみに毛量が多い人にはティッシュペーパーではなく、さらに吸水性の良いキッチンペーパーをオススメします!
《タオルサンド法》
髪の毛を乾いたタオルで包み込むようにし、上からドライヤーを当てて乾かす方法です。
髪の毛全体を乾いたタオルで包んでいるのでドライヤーの温風を当てているうちに余分な水分をタオルが吸収してくれます。
髪の毛の水分をどんどん吸収していってくれるので生乾きになってしまう心配もありません。
まとめ
小さい子を持つママにとっては、ついつい後回しにしてしまう自分のケア。
“自分の髪の毛を乾かすのは子供を寝かしつけてからゆっくり♪”
なんて思っていても寝かしつけているうちに気付けば自分も寝ていた!なんてことは日常茶飯事だと思います。
ぜひ、今回ご紹介したコツを使って髪の毛のトラブル予防、薄毛・抜け毛の予防に役立てて下さいね。
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